我が家では、自宅でできるSTEM教育の一環として秋にArduinoを買って色々試してみた(私が)。
一応解説しておくと、Arduinoはパソコンにつないでプログラムを流し込み、ちょっとした電子部品を接続して制御できるマイコンボード。
Arduinoは素人でも遊べるように解説書やウェブサイトや、色々な資料が充実していて使いやすいのだが、子ども向けとは言いがたいし、コンピュータや電子回路の基礎の基礎が分かっていない人がいきなり触るには敷居が高い(無理ではないけれど)。
それでも、使いやすさという意味ではこれに匹敵するものは今だなかった(日本発のIchigoJamが近い?)。
そんな中、気になっていたのが、イギリスのmicro:bitなるモノ。
Gizmodoの記事に日本語の説明がある。BBCのプロジェクトで、記事によると、イギリスでは11~12歳の子どもと教師100万人に無償で配られたとか。
基本的にはマイコンボードなのでAruduinoと似たようなものだと思えばいい(素人考え)。違いは、LEDやセンサー、モーターを繋げるピンがないこと。その代わりにボタンとLED25個が基板に直付けになっていること。加速度計などもついているようだ。
部品を繋げる電子工作的な楽しみはないが、繋ぎ間違えて壊してしまうこともない(マイコンボードは本当に簡単に壊れる)。小学生にはぴったり!
また、ピンはないが端子がいくつか出ていて、必要であれば繋ぐことは可能。
さらに、大きな違いはプログラミングのやりかた。
ArduinoではC言語風の独自の言語で本格的だが、こちらではスクラッチのようなブロック式のプログラミングができる。まあ、Arudinoでもブロックでのプログラムが開発されてはいるが、できることが多くない。ボタンとLEDが直付けである利点だろう。
さらに、BBC発ということもあって、公式サイトには様々なチュートリアルやガイドが英語で!どこかからカリキュラムが手に入るかも?
これ以上ないほどとても魅力的なのだが、教育現場に配られるもので、すくなくともアメリカから買えるものではなく、そのまま記憶の片隅に追いやられていた。
ところが、同等品が日本で発売されるというニュースが!
現在アマゾンで簡単に購入することができ、お値段も3500円ほど。
これは欲しい。これを使って英語で遊ぶ会で遊んだら、とても楽しそうだ。
帰国まで2ヶ月、売り切れないで残っているだろうか。
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