2011年3月8日火曜日

2011年2月(4歳9ヶ月)のまとめ:我が家の知育方針も

なんだかぼんやりしていたら、もう3月も一週間以上経ってしまった。

・映像

新しいDVDは"Popular Mechanics for Kids"の"Slither & Slime"と、スカラスティックの"Is Your Mama a Llama?"を出したぐらい。相変わらず、朝、昼、晩と3回に分けてビデオを見ている。同じものをなんども見ることが多い。2月によくリピートがかかっていたのは、ニーハオ・カイランや"The Backyardigans"、ブルーズ・クルーズなど。

ひきつづき、BBCも見ている。新しい"Mr. Bloom's Nursery"に大喜びした。また、"Little Human Planet"という世界各国の子どもの生活を中心にした5分ほどの短い映像も定番になってきた。

だいたい、平日は1日計1時間ぐらいに納めておくことに成功している。ビデオから学べるものも多いので、我が家ではこれぐらいでちょうど良いと思う。

・音声

相変わらず、本人の要求に応じて、映像を音声化したものをかける。絵本の朗読CDのかけ流しは諦めた(^^; レゲエ音楽たっぷりでカリブ訛りの英語が面白いBBCの"Rastamouse"がヘビーローテーションだった。

・絵本

"Step Into Reading"のレベル3や、ブッククラブで注文した絵本、1月末のアメリカ出張でのお土産絵本などを色々取り混ぜてだした。定番、"Five Little Monkeys"は歌として楽しんだが、絵本としてはもう簡単すぎたか。パズル絵本も、とっておきのものを2冊注文!"Adventures in Puzzle World"の方が、幼稚園児向けだと思う。"Puzzle Journey"は小学生向けだった。

・発話

ときどき、音素を確認するかのように、"book-k-k."とか"c-c-cat"などと喋るのは、フォネミック・アウェアネスの芽生えなのだろうか。喋る最初だけ詰まるのであれば、吃音なのかもしれないが、そんな感じはまったくない。

文法的には、単数形・複数形はほぼ100%(特定の名詞で間違えることがあるのは親も同じ)、過去形・現在形はほぼマスター(だが、ときどき過去を現在形で言う)、3単元のSもだいぶ身についてきた(と思ったら、突然"He do 〜."などと言ったりするから気が抜けない)。

今後は、文法をさらに着実にしつつ、語彙・表現を増やしていくことが必要だ。

が、特に何か対策をしているわけではなく、ビデオ・絵本にインプットを任せつつ、朝・晩、私と一緒にゆるく英語で会話をするだけの日々だ。お勉強チックな英語は年長さんまでとっておくつもりなので、このままいこう。

・ワーク

例のCD付絵本ワーク"Listen, Read, and Learn With Classic Stories, Grade K"は、指さしと対話を中心に、"Goldilocks and the Three Bears"のパートを終わらせた。切り取って作る指人形で物語を再現しましょう、というところがあったが、これが大喜び。指人形を切るところをやらされたが(ワークの意味が…)、その後、二人で楽しく遊べた。

・知育全般(英語に限らず)

中学生や高校生の場合、勉強量は直接学力に結びつく。たとえば、比例関係のように、勉強時間が長ければ長いだけ、その分、学力が高くなる、という想定はそうは間違ってはいないだろう(直線の傾きには個人差があるし、上限もあるだろうが)。

だが、幼児の場合、それは当てはまらないだろう、と思う。この時期、学んだ内容そのものが、小学校中学年を超えてのちのちまで残ることは期待できない。今の時期に10の時間と労力を必要とする内容は、2年後には1で達成できてしまったりする。

今の時期の家庭学習の目的は、まずは勉強は大切なことだ、という考え方を子どもと親が共有するため、そして勉強する習慣を身につけるため、さらには興味を持てるものを広げる素養を身につけるため、というのが私の考え方だ。

ということで、今は社会科であれば、世界の国々や異なる生活、理科では動物、恐竜、自然、国語では文字と言葉、算数では数字と計算、図形といったそれぞれの内容に興味が持てるように働きかけるだけで充分だろう、と思っている。

そのために今やっていることは、絵本や映像のセレクションに加え、博物館・水族館・動物園などの実体験を増やしてやることぐらいだ。

もちろん、きちんとワークができるようになったら、特に学習習慣を身につけさせるため、少しずつでも取り組めるようにしていくつもりだが、いつになるやら(^^;

ちなみに、100の時間・量を使えば100の発達をするわけではない、というのは日本語・英語も同じだと思う。バイリンガリズムの発達事例報告などを見ていても、2カ国語に同時に触れることにより、それぞれの言語が半分の発達になってしまった、という報告例はさほど多くない(いわゆるセミリンガルには2カ国語環境にいた、ということの他に何か理由がある)。今後しばらく(10年以上?)、日本語・英語の十分な発達に必要なインプット・王とプットを見極めながら、注意深く環境を整備していくつもりだ。

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2 件のコメント:

Pinoママ さんのコメント...

単数形・複数形ほぼ100%って素晴らしいですね!
自然に身に付きましたか、それともある程度教えないといけないのかしら・・・?
うちはThere is one/a car, two carSなどと、会話の中で強調しても、全然分かってないみたいで^^;
単数形・複数形、3単元のSは息子の課題でともてタイムリーな話題でした♪

なおぱぱ さんのコメント...

>Pinoママさん

まだ4歳前なのですね。うちの子もその頃はあやふやだったと思います。4歳前ぐらいでは、一応使い分けるものの、けっこうごっちゃになっていました。本当に、ほぼ間違わなくなったのはこの1,2ヶ月だと思います。

特に教えたことはなく、自然に覚えました。が、ワールドワイドキッズやDWEのビデオでかなり強調されている映像を何度も視聴しているので、そのあたりの効果もあるかもしれません。