以前、お出かけ先の図書館で"Berenstain Bears"の絵本を見つけ、読み聞かせたら大喜びしたので、そのとき検索して見つけた6冊がまとまった廉価版の合本を購入した、という話をした。
速攻でポチッとしたら届いたので、昨日の夜は出して読み聞かせをしてみた。他にストックされている絵本は大量にあるのだがつい…。
The Big Book of Berenstain Bears Beginner Books (Beginner Books(R))
6冊セットで1,153円は嬉しい!まず、なおが選んだのは"the Missing Dinosaur Bone"。絵がユーモラスで話も面白く、最後は意外な(大人にはそうでもないが)展開。なおが喜ぶことこの上ない。
次も次も!とうるさいのだが、ご飯が遅くなったりして、もう寝る時間になっていたというのもあって、駄目だと言ったらしまいには泣く始末(^^; 最近、赤ちゃんらしさが抜けてきたが、まだときどき泣き虫が出る。
こういうときは少しだけ譲歩するのが私のスタイルなので、じゃあ別の短いものを、ということにして、懐かしのSight Word Readerから1冊だけ選ばせて、これは自分で適当に読ませた。
なんというか、予想通りの展開で、合本を買うとどうしても我が家では一気に読むことになってしまう。6冊入っていても、6冊分の日数が持たないのがつらいところ。ただ、3歳の頃と違って、毎回最初から読むという融通のなさはなくなった。
この絵本を買って、改めて"Berenstain Bears"シリーズの良さを感じた。
どの作品も、ユーモラスなイラストとページをどんどんめくりたくなる展開、そしてライムの美しい文章のコンビネーション!
また、作品によっては、言葉を教える、ということを念頭において書かれている。たとえば前回紹介した"In and Out"では文字通り、InとOutの二つの前置詞、"Big Bear and Small Bear"でもbigとsmallの対比を教えてくれる。この合本の中では、"Bears in the Night"が有名な作品で、in、out、at、to、around、over、down、under、between、throughといった前置詞が繰り返し繰り返しでてきて、自然と学べるようになっている。
含まれている作品はだいたい3~6歳対象というところだと思う。英語は簡単なのだが、内容が面白いので、6歳ぐらいでも楽しめるはず。
そしてライミングが美しい!ネイティブのような言語感覚というのはもちろん、高望みなのだが、それに少しでも近づこうとしたら、ライミングの美しい詩の鑑賞が欠かせない。"Dr. Seuss"やこの"Berenstain Bears"はその入門としてぴったりだと思う。
少し前の英語育児家庭の定番だったこのシリーズ、実はアニメもあるらしい。YouTubeでいくつか見つかる。
まあ、このシリーズの真骨頂はライミングの美しさだと思うので、アニメにする必要はないと思うが、絵本へのとっかかりを良くするには向いていると思う。
この"Berenstain Bears"のシリーズ、結構絶版になってしまっているようで、今でも手に入る絵本はあまり残っていない(前回紹介したものはOK)。
だが、iPad/iPhoneアプリがある!どれも350円で、私はまだ試していないが、スクリーンショットに"Read to Me"というボタンがあるので、音声付。350円で音声付というのは非常に魅力的!
"Berenstain Bears"で検索すると、今のところ18個ひっかかる(制作が"Oceanhouse Media"で、"Dr. Seuss"のアプリと同じところだ)。どれもキリスト教の考え方を背景にした作品を選んでいるらしいが、別に宗教的な考え方を押し付けるわけではなく、普遍的な道徳的教育になると思う。
英語を使う、ということは英語圏の文化を理解するということも不可欠なので、教養のひとつとして考えることもできるだろう。
Dr.Seussのアプリのように、単語に触れるとその単語を発音してくれる機能があれば、Tag絵本のような効果も期待できる。5万円ほど初期投資が必要だが、音声がついていて、しかも単語ひとつひとつの発音を確認することもできる絵本が350円で買えるというのはすばらしい(iPhoneでも使えるが、目に負担がかかりそうなので、あまり長くは使わせたくない)。iPadもそのうち、親子英語に不可欠なアイテムになるかもしれない。
週間スケジュールに組み込んで、毎週1冊ぐらいのペースで買ってもいいかもしれないな、と検討中だ。
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5 件のコメント:
こんにちは~
ご紹介されてる動画って、The Berenstain Bears Visit the Dentist (First Time Books(R))のお話なんですね!
うちはこっちのFirst Time Books の方が今ちょうど良い感じで、時々購入することがあります。
タイトル数が多くかなり気に入ってたんですが、映像もあったとは知りませんでした。すっごく参考になりました。ありがとうございまーす。
こんばんは!
The Berenstain BearsはDVDを借りて観たことがあります。娘はあまりハマりませんでしたが、そういえばBears in the nightと同じ絵でしたね!!Bears in the Nightは好きな本の1つです。
ライミング関連の絵本はあまり詳しくないのですが、言語感覚を養うのに大切なのですね。Dr.Seussの絵本借りてみます♪ いつも貴重な記事ありがとうございます。
>SunnyGirlBekkieさん
Berenstain Bearsの"First Time Books"のシリーズ、知りませんでした。文字が多くて、もうちょっと対象年齢が上ですね。
またそのうち、試してみようと思います。こちらこそ、ありがとうございます!
>Gorigorionさん
映像は、今検索で見つかるのはビデオテープやらプレミア絶版のものばかりですね。うまく絵本と映像の連動ができたシリーズなのに、入手困難というのは残念です。
Richard Scarryみたいに廉価版でどかーんと出してくれると良いのですけれどね。
ライミングは、親には感覚がわからないけれど、上質のものを与えておくと子どもは自然とその感覚を養ってくれるみたいです。
Dr. Seussは図書館で借りられますしね!
以前もちょこっとお話しましたが、わが家もるきぽさん経由でThe Berenstain Bearsを紹介していただいて、DVDを見始めています。キリスト教の考えが反映されてるんですね。納得です。いま観てるDVDもマナーを教えてくれるというものです。Step into Readingに続き、こんな合体本があるんですね〜^^ しかも動画では想像してませんでしたが、Dr. Seussに匹敵するくらいのライミングを楽しめるなんて!以前なおぱぱさんご紹介のDr.Seussのアプリが重宝したので、絵本やDVDは我慢できても、、、アプリの方をポチポチやってしまいそうです^^;
>cottonさん
昔からやっている方だとDVDを持っていたりするんですね。キリスト教に関してはすべてではないみたいですが、教訓チックなのはだいたいそうみたいです。
でも、ユーモラスで楽しいですよね。
文章もライミングでテンポが良いのでお勧めです!うちはアプリ1つ買いました。また、次にお会いするときにでもお見せします。
安いので買っちゃいそうですけどね(笑)
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